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名無しの不気味の谷

提供: Vikipedia

名無しの不気味の谷(ななしのぶきみのたに、英: John Doe's Uncanny Valley)とは、コテに対する名無しの感情的反応に関する概念の通称である。

概要

『名無しの不気味の谷』は、2014年にエルティーにより提唱された。
名無しのコテに対する感情的反応について、コテがその書き込みや言動において、より名無しらしく(=より凡庸、平凡な)書き込みをするようになるにつれ、より好感的、共感的になっていくが、ある時点で突然強い嫌悪感に変わると予想した。
名無しの書き込みや言動、名前欄と見分けがつかなくなると再びより強い好感に転じ、一般的な名無しと同じような親近感を覚えるようになると考えた。
このような、外見と言動が「名無しにきわめて近い」コテハンと「名無しと全く同じ」コテハンによって引き起こされると予想される嫌悪感の差を「名無しの不気味の谷」と呼ぶ。
名無しとコテハンが生産的なスレ進行を行うためには、名無しがコテハンに対して親近感を持ちうることが不可欠だが、「名無しに近い」コテハンは、名無しにとってひどく「奇妙」に感じられ、親近感を持てないことから名付けられた。

解説

この現象は次のように説明できる。
コテハンのキャラ・言動が実際の名無しと大きくかけ離れている場合、名無し的な特徴の方が目立ち認識しやすいため、親近感を得やすい。
しかし、コテハンがある程度「名無し同然の言動に」なってくると、非名無し的特徴の方が目立ってしまい、観察者に「奇妙」な感覚をいだかせるのである。


関連項目

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