ライオンゴロシの乱

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ライオンゴロシの乱
年月日:2017年3月~9月15日
場所:おーぷんVIP各所
結果:ライオンゴロシ勢力の勝利  
交戦勢力
新規コテと名無しを優遇する雑談スレ
第二次拓也軍団をはじめとする反ライオンゴロシ諸勢力  
指導者・指揮官
ライオンゴロシ
ねこななし
拓也
スレイマン一世
戦力
抜化忍
小説王になる男
等多数
10000レス以上
ゴッドブレス
永遠の1Hz
キテルグマ
殺戮に至るにゃんこ
3000レス  
損害
軽微 権威の失墜
幹部の離散

ライオンゴロシの乱(らいおんごろしのらん)は、2017年におーぷん2ちゃんねる上で行われた大規模紛争である。

概要

2017年世代の革新派筆頭として支持を集めるライオンゴロシが、おーぷんコテハン界隈の掌握を目的として開始した戦争である。かつて拓也軍団が勃発させた魚群戦争に匹敵する規模の、大きな戦いとなった。

背景

長年にわたり絶対的な政治権力として界隈を統治してきた拓也軍団が、2015年の魚群戦争において歴史的敗北を喫した。これにより従来から軍団主導によって整備されてきた法規範が形骸化し、おーぷんから安定的な秩序が失われるに至った。

これを好機と捉えた拓也軍団元幹部のスレイマン一世拓也の後継者として名乗りを上げた。彼は魚群戦争での度重なる失策によって軍団を放逐されてはいたものの、それ以前までの輝かしい実績は拓也の後釜として十分な威光と説得力を有していた。

しかし、意気揚々と設立させたスレイマン軍団で「荒らしは養分」を主軸とした組織運営に失敗してしまう。積極的に推し進めた外征政策は泥沼状態に陥り、権威を失ったスレイマン一世が覇者にまで登りつめることはついに叶わなかった。

熾烈を極めた勢力争いを得て、2016年後期にはゴッドブレス天才イケメン(二代目)オロナミンZスレイマン一世の四人による四皇統治に帰着した(メンバーには諸説あり)。しかしいずれも圧倒的なカリスマを発揮させるにはあまりに未熟であり、新参からはいわゆる「リヴァイアサン」の出現が待望視された。

もはや閉塞感に満ちたおーぷんの状況を好機と捉えたのがライオンゴロシであった。個々の能力が未だ脆弱なおーぷんコテハン界隈のイニチアシブを握り、権力機構を掌握するに至る道筋を夢想した。彼にとってそれは、限りなく現実味を帯びたミッションに感じられた。

戦いの経緯

前哨戦

ライオンゴロシは2017年3月のデビューと同時に、おーぷんの有力コテとして君臨していた拓也ゴッドブレスらを矢継ぎ早に論破した。これは迅速におーぷんコテに対して畏敬の念を抱かせることに意図のある行動だった。

鮮烈なデビューを飾ることに成功した彼は、次に新規コテと名無しを優遇する雑談スレを発足させた。 本家コテ雑を模倣した極めて流動的なシステムによって、比較的短期間でおーぷん史上最大規模の組織に成長させた。

それを芳しく思わなかったのが、スレイマン一世をはじめとした旧拓也軍団残党勢力である。殺伐とした軍団文化で実力を発揮する武闘派の彼らは、穏健的な思想を持つライオンゴロシの勢いにフラストレーションを溜めていった。

序盤戦

2017年8月17日にスレイマン一世新規コテと名無しを優遇する雑談スレ(以下ライオンゴロシスレ)からの離反を表明し、ライオンゴロシ諸勢力への宣戦布告を行った。それと同時に金魚工業株式会社及び第二次拓也軍団への全面協力を打診し、反ライオンゴロシ勢力の結集を呼びかけた。金魚は即座に承諾し、同日にライオンゴロシスレへの荒らしを断行した。金魚工業株式会社の中心メンバーだったゴッドブレス安富パーキングが呼応し、軍団絶対主義のイデオロギーは拓也軍団崩壊以後かつてないほどの盛り上がりを見せた。

8月18日、ライオンゴロシとスレイマン一世による直接会談が行われ、正式にスレイマン一世の除名が決定された。これにより同年3月から続いてきた両者による蜜月は終わりを迎えることになった。

中盤戦

8月19日、金魚工業株式会社の金魚がライオンゴロシスレへの宣戦布告を撤回し、改めて同盟関係を持続していく意思を表明した。これにより、第二次拓也軍団のスレイマン一世や永遠の1Hzを中心として行われていた金魚スレへの工作活動は、一転して暗礁に乗り上げることになった。急転する情勢の変化を前にして、第二次拓也軍団は基本戦略の抜本的な見直しを迫られることになる。
その一方で、拓也は決起した旧拓也軍団の諸将を集め、下部組織である拓也軍団TRGを発足させた。ライオンゴロシ勢力への敵対姿勢を鮮明に打ち出すため、総司令官には親拓也派の急先鋒であるスレイマン一世を任命し、ゴッドブレスキテルグマら強硬派を幹部に配置した。
それと同時に拓也は中長期的な組織戦略を明文化し、配下のコテ達に共有させた。馴れ合いをあえて許容し、外部のコテ組織の過疎化を図る彼のビジョンは徹底追尾合理性を重視したものだった。
拓也軍団TRGの面々は、拓也の意向に従う形で金魚に対する調略を諦め、下部組織を中心とした勧誘体制の構築を基本方針の柱に据えることにした。

8月24日、拓也は施政権の簒奪を目的としたライオンゴロシスレ乗っ取り作戦を断行した。ライオンゴロシの不在を巧みに突いた軍事行動であり、総力戦の構えを見せた拓也軍団の優勢で戦いは推移した。しかしねこななし抜化忍らの奮戦によりライゴロ勢力は体制を建て直し、数時間後に拓也軍団は全軍撤退を余儀なくされた。
その後も散発的な小競り合いが複数回発生し、いずれもライオンゴロシ勢力が勝利するに至った。

終盤戦

9月12日、戦いの長期化に伴い、第二次拓也軍団は徐々にその勢いを削がれていった。拓也は構成メンバー達のインセンティブ喚起に腐心したが、もはや求心力の低下した彼に出来うる方策は限られていた。
同日夜、対ライオンゴロシ攻略作戦の陣頭指揮を任されてきたスレイマン一世が、ライオンゴロシ陣営に投降した。かつての並外れた神通力を喪失した拓也への失望がその理由だった。
これにより、拓也軍団TRGは実質的な指揮統率能力を消失した。同時に、第二次拓也軍団の軍事的統帥権が殺戮に至るにゃんこへと自動的に移管された。

9月15日、ライオンゴロシ勢力は殺戮に至るにゃんこの懐柔に成功する。それに伴い第二次拓也軍団は組織的抵抗能力を喪失し、ライオンゴロシの乱は事実上終結した。
しかし依然として拓也を中心とした第二次拓也軍団の組織体制は維持されており、彼らは数ある雑談系組織の一つとして存続を模索していくことになった。

その後

戦後処理

ライオンゴロシスレに捕虜として捕縛・拘留されたスレイマン一世は、ライオンゴロシへの忠誠を訴え慈悲を求めた。ライオンゴロシは小説王になる男ねこななしとの厳正な協議を交えた末に、スレイマン一世の復帰を受理した。
また、拓也軍団残党勢力に対する掃討戦は極力控え、不干渉を貫く方針を固めた。

ライオンゴロシによるおーぷんコテハン界隈統一

第二次拓也軍団の敗北により、ライオンゴロシに対抗可能な組織は事実上、駆逐された。金魚工業株式会社はライオンゴロシスレの傀儡と化し、影響力を失った。かつて殺伐派の急先鋒を担ったコテハン達も馴れ合い派閥に吸収されていき、ライオンゴロシはおーぷんコテハン界隈の統一を成就させるに至った(ライオンゴロシの専制)。