おーぷん2ちゃんねる
おーぷん2ちゃんねる | ||||||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||||
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おーぷん2ちゃんねるは、2ちゃんねると同様のカテゴリ・掲示板を擁する、2012年から運営されている掲示板群。一般的には2ちゃんねるの模倣サイトとして認知されている。開設時から著作権を放棄し、パブリックドメインを宣言している。
概要
「2ちゃんねるのクローン」を標榜しており、2ちゃんねるとほぼ同様の掲示板群を持つ。文化的な面においては2014年頃からの移住者が多いため、ほぼ現在の2ちゃんねるの文化を踏襲したものと言っても差し支えない。前述の通りパブリックドメインを掲げており、アフィリエイトの有無にかかわらず、どのような形でも転載が出来る。
掲示板名などが2ちゃんねると酷似している一方、お絵かき機能、連携機能などの独自の機能を開発するなど、近年では前衛的なチャレンジを行っている。
歴史
2012年に2ちゃんねるで起こったコピペブログ騒動の結果、2ch全体で「レス(書き込み)の転載に関する是非」が紛糾し、転載容認派と転載反対派に大きく内部分裂を起こす事となった。ユーモアジョークのニュースを発信するサイト「虚構新聞」はこの事件を元に、「転載可能な2ちゃんねるが誕生」というジョーク記事を発信した[1]が、これを受けて矢野さとるが2日後に実際に開設したのがおーぷん2ちゃんねるである。なお、これに対して虚構新聞は「本紙記事とは似て非なるものである」とジョークを交えて否定した[2]。
その後2ちゃんねるの騒動が鎮静化するとおーぷん2ちゃんねるのユーザーは減少したが、2013年にFacebook連携機能、お絵かき機能を作るなど2ちゃんねるとは一線を画した路線を確立していった。
2014年2月から3月にかけ、2ちゃんねるにおいて運営陣の交代、レスの転載不可化などの一連の騒動を経て2ちゃんねるからのユーザーの移住が増加。約1年ぶりに利用者が増加する動きとなった。
機能
おーぷん2ちゃんねる上の機能について記述する。
お絵かき機能
ブラウザ上で絵を描き、スレッド上に書き込みと同じようにアップできる機能。独自の機能だったが、2ちゃんねるにおいても2015年から機能が実装される事となった。
連携機能
Facebook、Twitterなどと連携し、自分の書き込みを(書き込んだスレッドのURL付きで)タイムラインに投稿できる機能。自らの書き込みを他のSNS上で自動的に紹介できるのと同時に、SNS上でおーぷん2ちゃんねるを宣伝するツールとしても効果がある。
- ^ 転載自由の匿名掲示板「転載ちゃんねる」がオープン - 2015年12月21日閲覧。
- ^ 5日付「転載ちゃんねる」記事に関する一部報道について - 2015年12月21日閲覧。