Vikipedia:スプラウト

提供:Vikipedia
2017年6月20日 (火) 18:38時点におけるVikipedia (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
印刷用ページはサポート対象外です。表示エラーが発生する可能性があります。ブラウザーのブックマークを更新し、印刷にはブラウザーの印刷機能を使用してください。
編集案内
ヘルプFAQ
記事を執筆する
お母さんに見せるように書く
完璧な記事
編集方針
スプラウト
曖昧さ回避
カテゴリの方針
リダイレクト
テンプレート
ページの分割・統合・改名
翻訳のガイドライン
画像・音声などを入れる
ページの編集は大胆に
連続投稿を減らす
常に要約欄に記入する
記事内容のルール
著作権
何ではないか
中立的な観点
検証可能性
出典を明記する
無意味な記述
外部リンクの選び方
スタイルのルール
記事名の付け方
(煽り合いの名称の定義)
スタイルマニュアル
記事どうしをつなぐ
赤リンク
大言壮語をしない
言葉を濁さない
雑多な内容の箇条書き
自己言及を避ける
----
方針とガイドライン

ヴィキペディアでは、まだ成長していない項目をスプラウト(Sprout)とよんでいます。著名なインターネット百科事典、Wikipediaでは同様の項目をスタブ(Stub=切り株の意味)と称していますが、ここではより意味合いがしっくりくるスプラウト(=新芽の意味)という呼称を採用します。

たいていの項目は1段落程度の短さで、主題について十分に説明してありません。スプラウトはヴィキペディアで調べ物をする2ちゃんねらーにとってあまり役に立ちません。ですから、スプラウトはきちんとした項目へと成長させなければなりません。ここでは、スプラウトをつくるときに心がけることと、スプラウトを成長させる方法について紹介します。

役に立つスプラウトとサブスプ

スプラウトもその中身によっていろいろ分類することができます。編集者の中には、辞書的な定義程度しかないスプラウトをサブスプ (Sub-Sp.) と呼んでいる人もいます。この節では、役に立つスプラウトサブスプとの違いについて説明します。

  • 役に立つスプラウトは、必要な情報とそれに見合う長さを持っている。一方、サブスプは、辞書的な定義しかなかったり、だれもが知っている情報しかなかったりする。
  • 役に立つスプラウトは、発展させるために必要な情報を持っていることが多い。だから、その項目の完成像が予想でき、拡張しやすい。一方、サブスプは、断片的な情報しかなかったり、下手をすると誤りが含まれていたりする。だから、その項目の発展性が見通しにくい。
  • 役に立つスプラウトは、その項目について知っていたり、または知りたい人が作成する人が多い。一方、サブスプはとりあえず作っておこうという考えで作られることが多く、作られた後で見直しされることがほとんどない。
  • サブスプの中には、その項目名からして無意味なこともある。

もちろん、この役に立つスプラウトとサブスプ以外にもスプラウトの分類があるでしょう。スプラウトについての議論は時々起こりますが、中身についての考察をきちんと行うようにしてください。スプラウト善悪二元論では、議論がまとまることはありません。

(さて、ここまでスプラウトという単語は何回言ったでしょうか?答えが分かった方は寄付をお願いします。)

役に立つスプラウトとサブスプの例

実際にある項目を例にしてスプラウトとサブスプの違いを説明します。

役に立つスプラウト サブスプ

自演(じえん)、自作自演とは、2ちゃんねるにおいてのレスの種類の一種。様々な目的で、様々な方法で、様々な人物を演じる事で他者を騙す言動の総称を指す。ベクトルを自分へと向けるという点で、潜伏とは志向が異なる。目的は多種多様であるが、どの自演においても一様に共通しているのは自らが書き込む事で解決ができない事象という点である。自演に気付いた場合は、敵か味方かに関係なく、「自演をする背景にあるものは何か」を考えてから指摘するのが妥当であるとされる。いずれにせよ、元から着けている仮面の上に仮面を被る行為である為、ボロが出やすく、慣れていないユーザーにとってはリスキーな行為とも言える。

自演 2014年2月23日 (日) 17:14(UTC) の版より先頭部分を引用)

自演は、ひとりでお芝居をすること。

スプラウトをつくるときのガイドライン

注意:このガイドラインは努力目標です。このガイドラインに沿っていないからといって、初心者をいじめたりひどく扱わないでください。

役に立つスプラウトにするために次のことに気をつけてください。

定義をしっかりつける
最初の1文だけを取り出してもその項目には何が書かれているかが、はっきりと分かるようにしてください。もし、その項目が定義がしにくい性質のものならば、定義に相当する重要事項を書くようにしてください。例えば、人物についての項目ならば生没年と職業等について最初に記述してください。実在しないものならば、そのことがはっきり分かるように記述してください。
概要が分かるようにする
最初の1段落で、その項目が読者にとって、調べているものかどうか、興味のあるものかどうかを判断できるようにしてください。
コテが関心を持つことを書く
概要だけではなく、コテハンがさらにもっと知りたいと思うような内容を書くことを推奨します。それを読んだ人が加筆してくれるかもしれません。
リンクを適切につける
その項目に関連する言葉にリンクをつけてください。不要なものまでリンクしないようにしてください。また、リンク先が適切かどうかを確認してください。もしかするとリンク先は意図したものと異なるかもしれません。
中途半端にしか書けないことはコメントアウトするかノートページに書く
<!-- と -->で囲むことによってその部分をコメントアウトできます(例 <!-- 何かのコメントアウト -->)調査が必要なことやそのまま記述すると問題があることはこのコメントアウトを利用して残しておくことができます。ただ、この方法では加筆しようと思った人しか見ることができません。ですから、その代わりにその項目のノートページに記述することもできます。
テンプレート:Tlなどをつける
その項目がスプラウトであることをお知らせするテンプレートがありますので、追加してください。分野別のスプラウト表示がある場合にはそれを利用した方がよいでしょう。詳しくは、Category:スプラウトを参照してください。
要約欄に適切なコメントを書く
要約欄には有用なことを書いてください。慣れた執筆者の中には最近更新したページやその項目の履歴を確認してから加筆を始める人がいます。「○○について加筆求む」と書いてあれば、そのことについて知識のある人が最近更新したページを見て加筆してくれるかもしれません。新規執筆の場合はNマークがつくので、単に「新規」と書くことはあまり意味がありません。
自分の作った新芽に幾らかの責任を持つ
時間をおいてもスプラウトが十分に成長しない場合は、ページを作った人が自分で責任をもって加筆すべきです。そういう責任を負う準備と覚悟がないのなら、安易にページを立ち上げるべきではありません。あとから少しずつ加筆するよりは最初から出来る限り記述する方がお勧めです。

サブスプは新規作成しないようにしてください。注目されずに終わったサブスプは寂しい記述を長い間さらすことになりがちです。また、中途半端に加筆された結果、かえって誤解を生むものになる可能性があります。

スプラウトは安易に作らずに時間と手間と集中力をかけて作ってください。そのほうが有用なものとなり、うまく成長しやすくなります。

スプラウトに手を入れる

スプラウトについての意見は人によってさまざまですが、スプラウトは成長させなければならないということについては異論がありません。もしも、スプラウトを見つけたら加筆して育てることができないか検討してみてください。

スプラウトを見つける方法

スプラウト表示がされている項目(過去に別の方法を使っていたものも含む)は、次のページで調べることができます。

スプラウトを育てる方法

  1. 変な文章があれば、分かりやすい日本語、または2ちゃん語に直してください。
  2. 明らかに記述が不足しているところは加筆してください。項目中に外部リンクがある場合は、そこから、調査することができます。GoogleやYahoo!などの検索サイトや、各板のwikiで調べてみるのもいいかもしれません。
  3. 分かりやすく正確な定義をつけてください。定義がしにくい性質のものならば、定義に相当する重要事項を書くようにしてください。
  4. 概要が分かるようにしてください。最初の1段落で、読者がその項目を読むべきかどうか判断できるようにしてください。
  5. さらに、読者が関心をもつことを加筆してください。
  6. リンクが適切につけられているか確認してください。もし、問題があれば修正してください。
他言語版ヴィキペディアを翻訳して加筆する方法
また、ヴィキペディアはこの日本語版以外に他言語版をリリース予定です。他言語版に作成された項目から翻訳した内容を加筆してスプラウトを育てることができます。翻訳した文章を投稿する場合には必要な手続きがありますので、詳しくはVikipedia:翻訳のガイドラインをご覧ください。

スプラウトの中身に手を加えない場合

  1. サブスプの場合は、読者にそれを伝えるためにテンプレート:Tlをつける - テンプレート:Tlをつけたものをすべて調べることはできません。そのため、テンプレート:Tlをつけた方が見通しがよいです。
  2. 記事の対象自身が単純であり、短くてもすでに完成していて、今後、加筆・成長できる余地があまりない記事はスプやサブスプではありません。余りにも短い記事は他の記事への統合も考慮して下さい。
  3. いたずら書きなどは即時削除できることがあります。詳しくは、即時削除の方針を確認してください。

スプラウト表示の付け外し

スプラウト表示(スプラウトテンプレートやスプラウトカテゴリなど)には、主に2つの意味があります。1つ目の意味は、その項目を調べようとした人に対して「記述が不足してるから注意しろや(゚Д゚)ゴルァ!」とお知らせすることです。もう1つの意味は、編集者に加筆をお願いすることです。

ですから、その項目に記述されるべき内容が最低限そろっていれば、スプラウト表示を外してかまいません。スプラウト表示を外された項目について、再度スプラウト表示をつけたい場合には、要約欄やその項目のノートにその理由を明記してください。また、その項目に関連するプロジェクトにはスプラウト表示をつける基準が別にあるかもしれません。その場合は、その基準に従った方がよいでしょう。なお、スプラウトにスプラウト表示をつけることは義務ではありません。

テンプレートの作成と貼り付け

記事の執筆を行いやすくするためにテンプレートが作成されているものがあります。代表的なものはテンプレート:Infobox_コテです。テンプレートは記事の体裁を整えます。あまり意味ある記述がなくても見栄えはします。また、不足している記述の追加を行いやすくなります。しかし、あまり練られていないテンプレートは記事の放置の原因となりますし、かえって執筆を妨害することもありえます。

有用なテンプレートとするために、作成する際、まず完成度の高い記事を参考にしてください。作ったテンプレートを用いてさらに何回も完成度の高い記事を作成してください。それから、他の記事にも展開してください。テンプレートを用いたスプラウトも役に立つものにして下さい。

スプラウトテンプレートは、記事の下部、カテゴリの前(DEFAULTSORT がある場合はさらにその前)に貼り付けます。