釣り

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釣りの失敗例。自らの身体が食いつかれた後に釣り宣言をしても、釣りとは見なされない。

釣り(つり)とは、2ちゃんねるにおけるレスの一種。文章や画像のみを用いて相手を騙し、最後にネタばらしをする遊びである。現在では電子掲示板上でのエンターテイメントの一つとして認識されている。名前の由来は、周囲が嘘を鵜呑みにする様子を魚が餌に食いついく様になぞらえた事から。

概要

釣りの定義は「騙された側に遺恨の残らない嘘であること」であるとしばしば言われる。例えば2006年6月25日のスレッド「俺の先祖は恐ろしい人物かも知れない・・・」では、序盤は>>1が恐ろしげな絵巻の写真をアップし、スレッドは戦慄した雰囲気になるが、終盤に>>1自身が創作したものであることを告白し、スレは和やかな雰囲気で締めくくられる[1]。また2010年10月5日のスレ「野良ネコの手なずけ方を伝授します」では、>>1が野良猫を手なずける方法を具体的かつ丁寧に説明を行い周囲も感心した様子を見せるが、最終的に>>1が「ちなみに、この方法で成功した事はありません」と締めくくり、スレッドに笑いが巻き起こる[2]。いずれも騙された人間が不快な思いをしないような嘘に終始しており、騙された側がある種の爽快感を抱くのが釣りの特徴である。

ネカマ

顔や声を知るのが困難なネットの特性を利用して、しばしばネカマを演じて男性ユーザーを騙す釣りが行われることがある。女性と騙されて男性がメールを送ってしまったり、顔写真を渡してしまうケースが多々ある(これらのメールアドレスや画像はしばしばインターネット上でネカマによって公開されたりする)。ネカマによる釣りは主に出会い厨を標的としたものであるため、騙された人間がひどい扱いを受けたとしても周囲がネカマを擁護するケースは多い。

釣りと認められない事例

書き込み主が釣りであることを主張したり、周囲を巻き込んだ嘘の内容であったとしても、釣りと認められない事例が存在する。

煽り合いにおける釣り

煽りを書き込み、相手からの応酬があった際に「釣れたw」などと書き込むケース。いわずもがなこの場合は「遺恨の残らない嘘」には該当しないし、そもそも煽りを入れた本意がどういったものであるか、冗談で書き込んだのかどうかを知る術は無い。よってこの場合は釣りにはあたらない。

信憑性の無い釣り

釣りにおける嘘とは「いかにも大多数が信じてしまいそうな嘘」が定義であり、誰が見ても疑わしいような嘘は釣りの範疇には含まれない。ゆえに釣りを行う際には矛盾のないストーリー、緻密なロジックなどが要求されるため、そうでない明らかな嘘などは釣りではなくデマなどと揶揄されることもある。

ネタばらしのない釣り

どんな巧妙で綿密に練られた嘘であっても、それが嘘であるという証拠を宣言しない限りは釣りと定義されない。ただし、後から「嘘です」と書き込んだだけでは周囲の興を削いでしまうため、釣り主によってはスレッドの途中に伏線を張ったり、文章中に縦読みなどの暗号を紛れ込ませて後から解説する、などの手法を取ることもある(ただしその伏線が途中で見破られてしまうと、その瞬間に釣りが未完成のまま終了してしまうため注意を要する。)

脚注

2ちゃんねるのレス属性
馴れ合い  馴れ合い - 雑談 - 全レス - 擁護 - 売名 - 出会い厨
煽り  攻撃手段  煽り - 荒らし - 叩き - 粘着 - 自演 - 騙り - スルーという煽り - 電波 - 便乗煽り
防御手段  スルー - NG宣言 - 潜伏 - 対立煽り
ネタ  ネタレス - 糞スレ - 滑り - 釣り - 大喜利
マジレス  マジレス - 議論 - 自治 - 殺伐
複合属性  馴れ合い煽り - ネタ煽り
偶像記述  AA雑談 - 画像レス - タルパ - 絵師