潜伏

提供:Vikipedia

潜伏(せんぷく)とは、2ちゃんねるのコテハンの界隈において使われる用語であり、本来使用している固定ハンドル名をあえて伏せ、煽り粘着などの攻撃活動などを行うことを指す。

概要

潜伏活動による敵対勢力への諜報活動は、インターネットが普及するより遥か昔の古来から行われてきた。戦国時代では戦場で山野に隠れて敵情をさぐる斥候を忍び物見(しのびものみ)と言い[1]、誰にも見つからないように山野に伏し、草むらに隠れ、敵地の形勢、敵兵の動静などを視察する目的で行われた。

現代のインターネットにおいては、潜伏活動は敵情を探るよりも直接的な攻撃にやや比重を置く。これは潜伏の目的が、本来つけているコテハンの地位や評価などに影響を与えずに敵対勢力に攻撃する点であることが理由である。

潜伏名無し

2ちゃんねる内のコテハンの中にも名無し至上主義の考えを持つユーザは多く、しばしば名無しに叩かれているという正当性を主張するための手段として名無しとして書き込み、煽りを行う行為が散見される。

攻撃手段としては有効である反面、潜伏名無しである事が発覚するリスクや発覚後に叩きに遭う可能性は高いため、容易に用いるべきではないとされている。

関連項目

脚注

  1. ^ Wikipediaの忍び物見に関する記事 - 2015年9月18日閲覧。