煽りコテ

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煽りコテ(あおりこて、英:Inciter, Provoker)は、2ちゃんねるなどの電子掲示板で使用される言葉。煽り、すなわち言論による暴力の応酬を活動の基礎に置く固定ハンドルを指す。2ちゃんねる、とりわけコテハン界隈では、煽り合いの強さで名を馳せたい、評価されたいという願望を持つユーザーが少なからず存在する。これらのユーザーは煽りや荒らしを行うことで知名度の向上を図り、自らの名を上げようとする傾向にある。

呼称

煽りコテという呼称は、日本のインターネット史の中では比較的新しい言葉とされる。1998年に煽りという言葉がインターネット上に登場してから[1]3年後の2001年9月ごろのロビー板のコテハンに関する文献で、初めて「煽り固定」という呼称が使用されている[2]。それ以前は煽りコテは荒らしと同様のものと扱われていたり、そもそも煽りとして認識されていなかったと考えられる。

2004年になると「煽り固定」から「煽りコテ」へと呼び方が変化していった形跡が電気・電子板[3]車板[4]などの過去ログで確認できる。これは固定ハンドルを「コテ」と略す文化が広まったことや、固定とタイプし変換するよりも、コテと片仮名表記で記入する方が書きやすい点などが理由とみられる。

歴史

前期

2000年頃のインターネット掲示板では煽りコテは一種の荒らしとして認識されていた。ネチケットに反する者、つまり攻撃的であったり意味不明な言動で会話を滞らせる人物は総じてスレッドを壊す異端者として扱われ、スルーなどをされて消えていったのである。この時期のインターネットにはスルーによって荒らしや危険人物をやり過ごし、排他する風潮があった。

中期

しかし2003~2005年にかけて多くの新規ユーザが電子掲示板に流入したことで、これらの荒らしや煽りをスルーできない層も現れるようになった。これまで放置・無視されるだけだった荒らしや煽りが、相手をされる(=住人の一員として認識される)ようになったのである。とりわけ中でも煽りを行うコテハンは、スレッドを盛り上げるための要員としてもてはやされたり、掲示板内の共通の敵として叩きの対象となることも多々あった。

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脚注

  1. ^ 詳細は煽りの歴史を参照。
  2. ^ ロビー@2ちゃんねる 固定リスト - 2017年3月7日閲覧。
  3. ^ 92 :774ワット発電中さん:04/01/28 22:25 ID:nFTP+HKJ
    最近妙な煽りコテがうろついてますねぇ。
    【電流も】昇圧スレ【欲しい】 - 2017年3月7日閲覧。
  4. ^ 80 :名無しさん@そうだドライブへ行こう:04/06/25 11:45 ID:1z7QNiq1
    単なる煽りコテは無視しとけ
    O整備ひどいね、、、 - 2017年3月7日閲覧。